足底腱膜炎が改善しなかった理由 重要なのは足裏より“連動する関節”だった|飲食業 30代女性【症例レポート No.82】

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

当院では、整体歴28年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当しています。

症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。

実際に来院された方の例を紹介していきます。

※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。

クライアント情報

  • 30代 女性
  • 飲食業 

症状

  • 左かかとの痛み
  • 足をついたときに地面に接する部分が痛い

経緯

  • 痛くなってきたのは1年半前。
  • 整形外科を受診し、足底腱膜炎だと言われた。
  • リハビリとテーピング、ストレッチをやっていた。
  • 少し痛みが軽くなったが、ある程度以上は良くならないのでやめてしまった。
  • 今はクッション性のある中敷でなんとか凌いでいる。
  • もっとしっかり改善したいのと、これ以上痛くなるのが不安でネットで検索して当院に来院。

検査・施術

足底腱膜炎はテーピングや中敷、足裏やふくらはぎのストレッチなどで自然に良くなってくる場合もあります。

でも、実際にはなかなか改善せず、一年以上痛みが長引いてしまう方も少なくありません。

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

改善が思わしくないケースでは、骨格のゆがみや、関節の動きの悪さが影響していることが多い印象です。

足底腱膜(そくていけんまく)を示した解剖図。左側には足の裏のイラストがあり、足底腱膜が強調されて描かれています。右側には足の内側面の断面図があり、足底腱膜の位置と構造が示されています。

お体をみせていただくと背骨・骨盤・股関節・膝・足首にゆがみがあり、特に左股関節・左足首の動きが悪くなっています。

この状態だと、左足を着いたときに地面からの衝撃がうまく吸収されず、足底腱膜が付着しているかかとに常に負担がかかり過ぎてしまいます。

体全体のバランスを整え、各関節が正常に動くようになることが必要です。

また、筋肉が緊張して硬くなっていると、ゆがみや関節の動きの悪さを助長してしまいます。

この方の場合、自律神経の乱れから筋肉が緊張している部分がいくつかあります。

首・背中・腰・太もも・ふくらはぎの各筋肉に緊張があり、部分的に硬くなっています。これも改善する必要があります。


骨格のゆがみを整えるには、筋肉の緊張を取り除いた後の方が効果的です。

なので自律神経を整え、筋肉の緊張を解消する施術から始めます。

おなかと後頭部に自律神経を整えるポイントが見つかりました。そこから全身を調整します。

優しく触れる程度の刺激で整えます。

施術後確認してみると、首・背中・腰・太もも・ふくらはぎの筋肉の緊張が解消し、柔らかくなっていました。

この状態になってから、骨格のゆがみを整えます。神経の反射を利用した精密な調整をします。

背骨・骨盤・股関節・膝・足首を整えました。ゆがみがなくなると、関節の動きも良くなります。

特に動きの悪かった左股関節・左足首も十分に動くようになりました。

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

体のバランスが整い、関節の動きも良くなると左足に過剰な負担がかからなくなります。

この状態がキープできれば、今回のかかとの痛みもどんどん改善していくでしょう。

停滞していた改善が飛躍的に進みます。

炎症があるので、痛みが100%無くなったわけではありませんが、ご本人にもお体の状態を確認していただきました。

「足がしっかり着ける感じがします。足の裏がゆるんだ感じで、突っ張り感がなくなりました!」

とお喜びいただけました。

経過報告

2回目

  • 自律神経のバランスが乱れている。
  • 左股関節・骨盤にわずかなゆがみが残っている。
  • 左足首・かかとに動きの悪さが少しある。
  • かかとの痛みは初回より軽減し、歩行時の負担が減った。

4回目

  • 自律神経のバランスが整い始めた。
  • 左股関節・骨盤のゆがみは軽減。
  • 左足首は正常に近い状態。
  • かかとの痛みはかなり軽くなり、仕事中も痛みが気にならなくなった。

8回目

  • 自律神経のバランスは正常。
  • 左股関節・骨盤・足首はすべて正常。
  • 筋肉の硬さもほとんどなくなり、血行が良い状態を維持。
  • かかとの痛みはほとんど感じず、仕事中も違和感なく立っていられる。

メンテナンスフェーズへの移行

  • 状態が安定して来たので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
  • 症状としては主にかかとの痛みであったが、自律神経や体全体のバランスが影響しているケースだった。
  • 慢性的な腰痛や肩こりにも関係が深い。自律神経や体全体のバランスに留意し月に1回程度の通院で経過をみていく。

まとめ

最初は歩くたびに辛かった左かかとの痛みでしたが、全身のバランスを整えることで痛みは大幅に軽減し、仕事中の負担もなくなりました。

足底腱膜炎は局所の痛みだけにフォーカスすると良くならないことが多いですが、体全体のバランス、自律神経の調整が鍵になります。

同じようにかかとの痛みや足底腱膜炎に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。

なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。

一緒に根本改善を目指していきましょう!

整体歴28年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当します!

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