寝違えによる首の痛みと可動制限を根本改善|50代女性の症例【症例レポート No.9】

首の後ろを手で押さえ、痛みを感じている様子の女性の後ろ姿です。
やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長:安井 豊

当院では症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。

体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。

実際に来院された方の例を紹介していきます。

※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。

クライアント情報

  • 50代 女性 
  • 事務職

症状

  • 首の痛み
  • 首が動かない 

経緯

  • 3週間前に発症
  • 朝起きたら寝違いのようになっていた
  • その日に整形外科に行き、頚椎症と診断された
  • シップ、痛み止めを処方された
  • リハビリに通い、マイクロ波という機械で首を温めていた
  • 痛みは少しだけ楽になったが、首を動かすとまだかなり痛む
  • 上を向いたり、振り返る動作ができないので日常生活に支障が出ている

検査・施術

痛みが強いこともあり、かなり首を動かすのがお辛い様子です。

慎重に仰向けになっていただき、首の力が抜けた状態で検査をさせていただきます。

筋肉の状態、骨の動きを調べます。

首から肩にかけての筋肉、特に右側の張りが強くなっています。

首そのものは左側の後ろが硬く、痛みも強いようです。

首が捻れたようになっています。

この状態だと当然動きも悪く、特に首の上の方の骨の動きが悪くなっているようです。

その他、全身の状態も調べ、総合的に判断すると単純な寝違いとは違うようです。

変な格好で寝て、偶然寝違いになったわけではありません。

いつ寝違いを起こしてもおかしくないような体の状態になっていたということです。

具体的に言うと、首・肩・背中の筋肉が慢性的に硬くなっていて、首の柔軟性も失われていた状態でした。

何が原因でこうなっているのか?

それは自律神経の機能低下という問題が根底にあります。

簡単に言うと、体がうまくリラックスできない状態が続いているということです。

この状態を改善することが、今回の首の痛みを根本改善する方法になります。


首は脳に近く、自律神経の影響が強く出る部分です。

自律神経を整える当院独自の整体をおこなっていきます。

首に強い刺激を加えることはしません。

喉や胸に神経の伝達が悪いところがありますので、そこの神経を活性化していきます。お腹や脚にも改善するポイントがあったので、そこも整えていきます。

この段階で確認してみると、首から肩の筋肉は緩み、首の動きも良くなっています。さらに首と頭に微細な調整をしてこの日は終了です。


起き上がってゆっくり首を動かしていただくと、

「まだ少し痛みは感じますが、前より全然動くようになりました!」

とおっしゃっていただけました。

経過報告

2回目(初回の翌日)

  • 自律神経のバランスがやや乱れている
  • 首・肩・背中の筋肉の硬さが少し戻っている。
  • 首の動きも少し悪くなっている。
  • 骨盤のゆがみはない。
  • 首の違和感はあるが、昨日のような激痛はない。

4回目

  • 自律神経のバランスがやや乱れている。
  • 首・背中の筋肉が少し硬くなっている。
  • 肩の筋肉は柔らかい状態を保っている。
  • 首の動きがすこし悪くなっている。
  • 骨盤のゆがみはない。
  • 首の痛みや違和感はほとんどなくなった。

5回目

  • 自律神経のバランスは正常
  • 首・肩・背中の筋肉の硬さはない。
  • 首の動きは少し悪くなっている。
  • 骨盤のゆがみはない。
  • 首の痛みや違和感はない。

メンテナンスフェーズへの移行

  • 状態が安定してきたので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
  • 首の痛みや違和感などの自覚症状はなくなったが、自律神経のバランスや首の可動性については経過観察が必要。
  • 徐々に通院の間隔を空けていき、月に1回程度の通院で良いコンディションを保つことを目指していく。
やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長:安井 豊

1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。

どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。

なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。

一緒に根本改善を目指していきましょう!

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