しびれが治らない理由は右脚ではなかった？坐骨神経痛に隠れた体のゆがみに注目｜デスクワーク 50代女性【症例レポート No.76】

_院長
安井豊

当院では、整体歴28年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当しています。

症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。

実際に来院された方の例を紹介していきます。

※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。

クライアント情報

お体をみせていただくと、確かに右のお尻・太もも・ふくらはぎの筋肉の緊張が強く、硬くなっています。

ところが、骨盤・股関節は左側の方が動きが悪くなっています。

_院長
安井豊

これは、しびれの出ている右脚に原因があるのではなく、体のゆがみが影響している症状だということを示唆しています。

特に骨盤の左側の動きが悪くなると、骨盤のゆがみの影響で右のお尻・太もも・ふくらはぎの筋肉に負担のかかる状態になります。

これを改善するには、骨盤を含めた体全体のバランスを整え、右脚に負担のかからないようにすることが必要です。

また、筋肉の緊張状態は自律神経も深く関係するので、これも整えることで、より根本的な改善につながります。

まずは筋肉の緊張状態を解消するために、自律神経を整えます。この方の場合、おなかと後頭部に自律神経を整えるポイントが見つかりましたので、そこから全身を調整していきます。

自律神経が整うと、硬かった筋肉は瞬時にゆるみます。確認してみると右のお尻・太もも・ふくらはぎの筋肉の緊張が解消し、柔らかくなっています。

筋肉の緊張を解消してから、さらに骨格のゆがみを整えます。

背骨・骨盤・股関節・足首のゆがみを整えました。そうすると、さらに血行や神経の伝達が良くなり、体の回復力が高まることで症状の改善を促進します。

ご本人にも体の感覚を確認していただきました。

「手足がポカポカあったかいです！足腰が軽くなりました！」 とお喜びいただけました。

状態が安定したため、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行。
坐骨神経痛は脚の痛みやしびれだけでなく、自律神経や体全体のバランスが深く関係しているケースでした。 慢性的な腰痛や肩こりなどの症状にも関係が深いため、引き続き月に1～2回程度の通院で経過を見ていきます。