当院では、整体歴27年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当しています。
症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。
体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。
実際に来院された方の例を紹介していきます。
※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。
クライアント情報
- 40代 女性
- デスクワーク
症状
- 右膝の痛み
- お皿の下あたりが痛む
経緯
- 1ヶ月前から膝が痛くなってきた。
- ジムで筋力トレーニング等をしているが、特に痛めた覚えはない。
- 整形外科では少し関節の隙間が狭くなっていると言われた。
- 安静にしているが、痛みがおさまらない。
- 腰痛は慢性的になっている。
検査・施術
痛みのある右膝だけでなく、お体全体をみていきます。
右膝のお皿の下あたりは硬くなっていて、お皿の動きも制限されています。
これは太ももの前側の筋肉が緊張していることを示唆します。
言い換えると、太ももの前側の筋肉が緊張すると膝の動きが悪くなるということです。
では、なぜこの筋肉が緊張しているのか?
体全体のバランスから調べていきます。
背骨・骨盤にゆがみがあり、左の股関節と足首の動きが悪くなっています。
そのため、結果的に右のお尻・太もも・ふくらはぎに負担がかかり、筋肉が緊張したままで硬くなっていることがわかりました。
動きが悪いのは左側、筋肉に負担がかかり硬くなっているのが右側という感じです。
まず全身の緊張を取るために、自律神経の調整をします。
これだけでも硬かった筋肉はゆるみます。
筋肉が柔らかくなった状態で背骨・骨盤・左股関節・両膝・両足首を整えます。
最後にもう一度、自律神経の調整をして終了です。
硬かった筋肉は柔らかくなり、全身のバランスも整ったため、右膝にかかっていた負担も解消しました。
ご本人に確認していただくと
「体が軽いです!膝も楽です!」
とお喜びいただけました。
経過報告
2回目
- 自律神経のバランスが少し乱れている。
- 背骨・骨盤のゆがみが戻っている。
- 股関節・膝・足首に少しゆがみがある。
- 右のお尻(大臀筋)・太もも(大腿四頭筋)・ふくらはぎ(下腿三頭筋)が少し硬くなっている。
- 膝の痛みが少し楽になっている。
- 腰も楽になっている。
4回目
- 自律神経のバランスが少し乱れている。
- 背骨・骨盤に少しゆがみがある。
- 膝・足首に少しゆがみがある。
- 股関節は正常。
- 右下腿三頭筋に少し硬さがある。
- 右大臀筋・右大腿四頭筋は柔らかさを保っている。
- 膝の痛みはさらに楽になっている。
- 腰痛が出なくなった。
6回目
- 自律神経のバランスは正常。
- 骨盤に少しゆがみがある。
- 背骨・股関節・膝・足首は正常。
- 右大臀筋・右大腿四頭筋・右下腿三頭筋は柔らかさを保っている。
- 膝の痛みはほとんど感じなくなった。
- 安静時も歩行時も痛みはない。
- 腰も調子がいい。
メンテナンスフェーズへの移行
- 状態が安定してきたので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
- 膝の関節自体はそれほど悪くなっていない。
- 体全体のバランスを保ち、負担がかからなければ膝の痛みは再発しないと推察される。
- 2~3週間に1回の通院で経過を観察していく。
まとめ
今回のケースでは右膝周りの筋肉が緊張している状態でした。
筋肉が緊張している原因は、全身のバランスが崩れた結果として右膝に負担がかかったことでした。
膝はバランスが崩れたときに、かなり負担のかかる部分です。
幸いなことに、この方は膝の関節自体はまだそれほど悪くなっていませんでした。
でも、この状態を放っておくと、いずれ関節そのものが悪くなってしまいます。
改善が難しいレベルになってしまうこともあるので、早めに適切なケアをすることが必要です。
慢性的な膝の痛みには、全身のバランスを整えて、膝への過剰な負担を減らすことが重要だと考えています。
安静にしているのに膝の痛みが解消しない場合や、痛みが長引いている方は、ぜひ一度ご相談ください。
1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。
どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。
なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。
一緒に根本改善を目指していきましょう!
整体歴27年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当します!