整形外科で腱鞘炎と診断されたけど改善しない…その裏にあった“ゆがみ”と“自律神経”の問題とは?|デスクワーク 40代女性【症例レポート No.72】

左手首を押さえて痛みを訴える女性。腱鞘炎や慢性的な肩こりに関連する左手首の不調をイメージした様子。
やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

当院では、整体歴28年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当しています。

症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。

実際に来院された方の例を紹介していきます。

※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。

クライアント情報

  • 40代 女性 
  • デスクワーク

症状

  • 左手首が痛い
  • 慢性的な肩こり

経緯

  • 半年ほど前に左手首に痛みを感じるようになった。
  • なかなか良くならないので整形外科に行くと腱鞘炎だと言われた。
  • シップを処方され使っていたが、少し楽になる程度であまり痛みは変わっていない。
  • 手首のストレッチも勧められ、今でもやっているが効果を感じない。
  • 安静にしたり、シップ、ストレッチ以外に腱鞘炎を改善する方法をインターネットで検索していた。
  • こちらのホームページに、普通の方法で改善しない腱鞘炎には自律神経が関係していると書いてあったので興味を惹かれた。
  • できれば慢性的な肩こりも改善したい。

検査・施術

腱鞘炎は一般的には手の使い過ぎが原因だと言われます。そのため、安静にしたりシップ、ストレッチ等を勧められることが多いようです。

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

確かに使い過ぎのケースもありますが、当院にいらっしゃる「なかなか良くならない」という方の多くは自律神経の状態が深く関連しています。

自律神経の乱れがあると、その影響はさまざまな範囲に及びます。筋肉の緊張状態を作り出し、骨格のゆがみも引き起こします。

腱鞘炎に関連するのは、筋肉では首から肩にかけての僧帽筋肘を伸ばすときに使う上腕三頭筋手首を動かす腕橈骨筋のコンディションです。

これらの筋肉が緊張して硬くなっていると血行が悪くなり、関節の動きもジャマをしてしまうので、結果的に手首に負担がかかり続けます。痛みも出やすいし、改善もしにくい状態です。

骨格のゆがみとしては、首・鎖骨・肩・肘・手首が関係します。ゆがみがあると神経の伝達や血行が悪くなり、これも痛みの原因や改善しない要因になります。

一般的な方法では改善しない腱鞘炎では、まずはこれらの問題から解決する必要があります。


上記を踏まえ、お体の状態を調べていきます。

僧帽筋、上腕三頭筋、腕橈骨筋が緊張状態で硬くなっています。特に首から肩にかけての僧帽筋が硬くなっています。

これは単なる筋肉疲労ではなく、自律神経の乱れを示唆しています。

骨格のゆがみもみていきます。

首・鎖骨・肘・骨盤にゆがみがありました。


まずは自律神経を整えて筋肉の緊張状態を解消します。

この方の場合は、おなかと後頭部に自律神経を整えるポイントがありましたので、そこから全身を調整します。

問題のあったすべての筋肉の緊張が解消し、柔らかくなりました。特に硬かった首から肩にかけての僧帽筋も十分に柔らかくなりました。

次に骨格のゆがみです。神経の反射を利用した繊細な調整をしていきます。

首・鎖骨・肘・骨盤を丁寧に整えました。ゆがみが整うと神経の伝達や血行がさらに良くなります。


施術後、ご本人にお体の状態を確認していただきました。

「手首が楽ですね!まだ少し痛みはありますけど全然違います!あと、肩がポカポカして気持ちいい感じです!」

とお喜びいただけました。

経過報告

2回目

  • 自律神経のバランスはまだ不安定で、首から肩にかけての筋肉に再び軽い緊張が出ていた。
  • ただ、初回の施術後よりは明らかに柔らかさが出ており、手首の痛みも「朝のこわばりが少し楽になった」とのご感想。
  • 肩まわりの血行も良くなっており、ポカポカした感じが持続している。

4回目

  • 自律神経のバランスが安定してきた。
  • 僧帽筋・上腕三頭筋・腕橈骨筋の緊張はほとんどなく、柔らかい状態をキープ。
  • 手首の痛みは日常生活で気になることが減り、「仕事の後でもあまりズキズキしなくなった」とのこと。

6回目

  • 自律神経のバランスは正常に保たれ、全体の血行も良好。
  • 首・肩・肘・手首の骨格バランスも安定し、痛みはほとんど気にならないレベルに改善。
  • ご本人も「もう前みたいに痛みを怖がって動かさなくなることはなさそうです」と安心された様子。
  • 状態が安定してきたので、これ以降は再発防止と良いコンディションを保つために、月に1~2回程度のメンテナンス通院に移行する。

まとめ

今回のケースのように、安静・シップ・ストレッチを続けても改善しない腱鞘炎は、筋肉や骨格の問題だけでなく、自律神経の乱れが大きく関わっていることがあります。

当院では、痛みの出ている手首だけを施術するのではなく、その原因となる筋肉の緊張・骨格のゆがみ・神経の伝達異常まで視野に入れて、全身から整えていきます。

「腱鞘炎は手首を使いすぎたせいだから仕方ない」とあきらめている方にも、「本当に根本から改善する整体がある」ということを知っていただきたいです。

手首の痛みで悩む日常から、安心して手を使える毎日へ。同じように長引く腱鞘炎や手首の不調でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

「腱鞘炎」について詳しくはこちら >

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長
安井 豊

1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。

どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。

なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。

一緒に根本改善を目指していきましょう!

整体歴28年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当します!

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