夜寝ている時も朝起きた時も続く背中の痛み、マッサージで改善しなかった理由とは?|デスクワーク 40代女性【症例レポート No.47】

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長:安井 豊

当院では、整体歴27年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当しています。

症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。

体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。

実際に来院された方の例を紹介していきます。

※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。

クライアント情報

  • 40代 女性 
  • デスクワーク

症状

  • 背中の痛み
  • 肩甲骨の間のところが痛い
  • 肩こりも慢性的になっている

経緯

  • 4ヶ月前から背中が痛くなるようになった。
  • 最初は長時間座っていると痛くなっていた。
  • マッサージには何回か行ったが、だんだん状態が悪化している感じがする。
  • 座っているだけでも辛いので、仕事に支障が出るようになってしまった。
  • 今は夜寝ているときも痛い。
  • 朝起きたときも痛む。
  • このままだとだんだん悪くなりそうのなので、もっと根本的に改善できるところを探していた。

検査・施術

背中の筋肉は、自律神経の乱れが大きく影響するところです。

単純な筋肉疲労であれば、マッサージや自分でストレッチなどをして改善させることができます。

でも、自律神経の乱れが影響している場合は、改善がむずかしいかもしれません。


まずはお体の現状をみさせていただきます。

肩甲骨の間のところが痛いということでしたが、確かにそこの筋肉がかなり硬くなっています。

特に背骨の右側の筋肉が盛り上がっているようになっていて、左側よりもさらに硬くなっています。

慢性的な肩こりもあるということで、確認させていただきました。

たしかに、首から肩にかけての筋肉がかなり硬いです。特に右側の硬さが目立ちます。

症状の出ている部分を確認させていただいたので、今度はお体全体の様子をみさせていただきます。

自律神経の状態と体のゆがみを調べます。

当院独自のチェック法で自律神経の状態から調べます。

自律神経の乱れがあると、特定の筋肉に反応が出るのですぐにわかります。

この方の場合、やはり自律神経がうまく機能していないことがわかりました。

次に体のゆがみの問題です。

くわしく調べていくと、頭蓋骨・首・鎖骨・肋骨・骨盤に問題がありました。


まずはうまく機能するように自律神経を整えます。

整えるポイントは何箇所かあるのですが、一番整うポイントを探します。

今回は首の一番上の骨、頚椎1番にありました。

そこを調整すると自律神経の働きが良くなり、一気に全身が変化します。

調整後確認してみると、先ほど硬かった肩甲骨の間の部分・首から肩にかけての筋肉、両方とも十分に柔らかくなっています。

柔らかくなった状態で、今度は体のゆがみを整えていきます。

骨盤・肋骨・鎖骨・首を順番に整えていきます。

最後に頭蓋骨を微調整して終了です。

硬かった筋肉は柔らかくなり、体のバランスも整ったので自然に姿勢も良くなります。


ご本人に確認していただくと

「背中が軽いです!なんか背すじが伸びて気持ちいい感じです!」

とお喜びいただけました。

経過報告

2回目

  • 自律神経のバランスが少し乱れている。
  • 首・骨盤のゆがみが戻っている。
  • 頭蓋骨・鎖骨に少しゆがみがある。
  • 肋骨は正常。
  • 後頭下筋群・僧帽筋・広背筋が部分的に硬くなっている。
  • 背中の痛みはかなり楽になっている。
  • 肩こりも少し楽になった。

後頭下筋群(こうとうかきんぐん)は、首と頭のつけ根あたりにある小さな筋肉の集まりです。
この筋肉は、頭を動かしたり、姿勢を整えたりするのに大切な役割を持っています。また、頭や首の動きをサポートするだけでなく、近くを通る神経や血管にも関係しているため、ここがこわばると頭痛や首の不調につながることがあります。

人体の背面を示す図で、僧帽筋と広背筋が赤く強調されている。僧帽筋は首から肩甲骨にかけて広がり、広背筋は肩甲骨の下から腰にかけて描かれている。

4回目

  • 自律神経のバランスが少し乱れている。
  • 頭蓋骨・首・骨盤に少しゆがみがある。
  • 鎖骨・肋骨は正常。
  • 後頭下筋群、僧帽筋が部分的に少し硬くなっている。
  • 広背筋は柔らかさを保っている。
  • 背中の痛みはほとんど感じない。
  • 肩こりもかなり楽になった。

6回目

  • 自律神経のバランスは正常。
  • 頭蓋骨・骨盤に少しゆがみがある。
  • 首・鎖骨・肋骨は正常。
  • 僧帽筋が部分的に少し硬くなっている。
  • 後頭下筋群・広背筋は柔らかさを保っている。
  • 背中の痛みは感じなくなった。
  • 肩こりも気にならなくなった。

メンテナンスフェーズへの移行

  • 状態が安定してきたので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
  • 自律神経のバランスに留意し、経過を観察していく。
  • 2~3週に1回の通院で様子をみる。

まとめ

今回の背中の痛みや慢性的な肩こりは、自律神経の影響が大きいと思われる症状です。

単なる筋肉疲労ではないので、マッサージやストレッチでは改善がむずかしい状態です。

直接筋肉を刺激するのではなく、自律神経を整え、自然に筋肉の緊張を解消するアプローチが有効なケースです。

何をやっても良くならない頑固な痛みやこコリでお悩みの方は、このアプローチを試してみる価値があると思います。

ぜひ一度ご相談ください。

「背中の痛み」について詳しくはこちら >

その他の「自律神経の影響が大きい症状」はこちら >

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長:安井 豊

1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。

どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。

なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。

一緒に根本改善を目指していきましょう!

整体歴27年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当します!

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