顎関節症による顎の痛みと開けづらさを徹底ケア!体全体のバランスから整えて根本改善|40代女性【症例レポート No.52】

顎関節症の痛みにより顎を開けるのに苦労している女性。白い背景に白いTシャツを着用し、顔をしかめて顎に手を当てている様子。
やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長:安井 豊

当院では、整体歴27年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当しています。

症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。

体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。

実際に来院された方の例を紹介していきます。

※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。

クライアント情報

  • 40代 女性 

症状

  • あごが痛い
  • 口が開けづらい
  • 開けるときに音がする
  • 首・肩のコリは慢性的になっている

経緯

  • 1年ほど前からあごが痛くなってきた。
  • 口を開けるとあごから音がするようになり、
  • だんだん開けにくくなってきた。
  • 病院では顎関節症だと言われた。
  • 一時期マウスピースも使っていたが、違和感が強いのでやめてしまった。
  • 首や肩にも痛いぐらいのコリがある。
  • 首・肩のコリはあごが痛くなる前から慢性的になっていた。
  • 顎関節症は体のゆがみも影響しているという記事を読んで、整体を探していた。
  • 友人の紹介で来院。

検査・施術

顎関節症は多くの場合、体のゆがみの影響を強く受けています。

この方の場合も、あごの関節だけでなく、首・背骨・骨盤に目立ったゆがみがありました。

ゆっくり口を開けていただくと、左右であごの関節の動きのタイミングがずれています。

音は右側が鳴ります。

右側の噛む筋肉が硬くなっていて、痛みもあります。

関節の痛みは両側ともにあります。

首・肩・背中の筋肉も所々硬くなっています。

これは単純な筋肉の疲労ではなく、自律神経の乱れが影響しています。


まず、あごを含め体全体の筋肉をゆるめるために自律神経の乱れを整えていきます。

検査をしたところ、後頭部に自律神経を整えるポイントが見つかりましたので、そこから全体を整えていきます。

神経の反射を利用して、自律神経のバランスを整えました。

自律神経が整うと、緊張がゆるみ、自然に筋肉も柔らかくなります。

あごの筋肉はもちろんのこと、首・肩・背中の筋肉も柔らかくなりました。

この柔らかい状態になったところで、あごの関節・首・背骨・骨盤の精密な調整をしました。


施術後、あごの状態を再度確認します。

口をゆっくり開けていただくと、左右のあごの関節の動きのタイミングが揃っています。

まだ少しだけ引っかかる感じはありますが、音はほとんどしなくなりました。

ご本人にも感覚を確かめていただくと

「口が楽に開くようになりました。あと、しっかり噛める感じがします!」

とお喜びいただけました。

経過報告

2回目

  • 自律神経のバランスが乱れている。
  • 首・骨盤のゆがみが戻っている。
  • 背骨のゆがみが少しある。
  • 顎関節にゆがみが少しある。
  • 咬筋(噛む筋肉)は柔らかさを保っている。
  • 首・肩・背中の筋肉が少し硬くなっている。
  • あごの痛みは軽くなっている。
  • 口を開けるときの音はしない。
  • 少し引っ掛かる感じはする。
  • 首・肩のコリは軽くなっている。

4回目

  • 自律神経のバランスが少し乱れている。
  • 首・骨盤に少しゆがみがある。
  • 背骨・顎関節にゆがみが少しある。
  • 首・肩の筋肉が少し硬くなっている。
  • 背中の筋肉は柔らかさを保っている。
  • あごの痛みは少しだけある。
  • 口を開ける時の音はしない。
  • 少し引っ掛かる感じはまだある。
  • 首・肩のコリはだいぶ楽になった。

8回目

  • 自律神経のバランスは正常。
  • 首に少しゆがみがある。
  • 骨盤・背骨は正常。
  • 顎関節も正常。
  • 咬筋は柔らかさを保っている。
  • 首の筋肉が少し硬くなっている。
  • 肩・背中の筋肉は柔らかさを保っている。
  • あごの痛みはほとんど感じなくなった。
  • 口がスムーズに開けられるようになった。
  • 首・肩のコリもほとんど感じない。

メンテナンスフェーズへの移行

  • 状態が安定してきたので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
  • 自律神経と体のバランスの乱れから、あごのバランスも悪くなっていた。
  • 自律神経を含め、体全体のバランスが崩れると、顎関節症が再発する可能性がある。この点に留意し、2~3週間に1回の通院で様子をみていく。

まとめ

あごはブランコのようにぶら下がっている珍しい関節です。

絶妙なバランスを保ちながら機能していますが、その分不具合も出やすい関節です。

自律神経や体全体のバランスの影響を受けやすいとも言えます。

確かに、あごだけに問題がある場合もあります。

でも、部分的なケアで不具合が解消しない場合は、体全体に目を向けて見ることが必要かもしれません。

改善が思わしくない顎関節症でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

「顎関節症」について詳しくはこちら >

その他の「自律神経・体全体のバランスの影響が大きい症状」はこちら >

やすいゆたか整体院の院長、安井豊のバストアップ写真 - 施術実績10万人以上の信頼と経験を持つ柔道整復師
院長:安井 豊

1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。

どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。

なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。

一緒に根本改善を目指していきましょう!

整体歴27年、のべ10万人以上の施術実績のある私が、安心・確かな整体技術ですべての方を担当します!

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