seitai-yasui200704 
当院では症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。
体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。
実際に来院された方の例を紹介していきます。
※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。
クライアント情報
- 50代 男性
- デスクワーク
症状
- 左脚のしびれ
- お尻から太ももにかけて
- 慢性腰痛
経緯
- 腰痛は30代からあり、慢性的になっている。
- 一年ほど前からお尻から太ももにかけてしびれるようになった。
- 今は座っているだけでも辛い。
- 仕事にも支障が出ているのでなんとかしたい。
- 整形外科では、特に骨には異常はないが、坐骨神経痛だと言われた。
- 痛み止めを服用している。
検査・施術
お体をみせていただくと骨盤と左股関節のゆがみが顕著です。
ゆがみがあると神経の伝達や血行が悪くなって、筋肉が硬くなります。
これが痛みやしびれを引き起こします。
特に骨に異常がない場合、ゆがみがしびれの原因になり得ます。
お尻の筋肉や太もも・ふくらはぎの筋肉が硬く、柔軟性がなくなっています。
左脚の筋力も低下しており、このままだと弱くなる一方なので早期の改善が必要です。
骨盤・股関節のゆがみに関連して、背骨・膝・足首にも問題が出ていました。
その全てを整える施術をしていきます。神経の反射を利用した精密な調整をします。
骨盤を整えただけでも、股関節がスムーズに動くようになり、力も十分に入るようになりました。
さらに股関節・膝・足首・背骨も整えました。
硬かったお尻・太もも・ふくらはぎの筋肉も柔らかくなり、腰も脚もスムーズに動くようになりました。
「脚がポカポカします！今はしびれた感じがなくなっています！」とお喜びいただけました。
経過報告
2回目
- 自律神経のバランスが乱れている。
- 骨盤・股関節・背骨のゆがみが戻っている。
- 膝・足首のゆがみが少しある。
- お尻の筋肉に硬さが戻っている。
- 太もも・ふくらはぎの筋肉は柔らかさを保っている。
- 左脚の筋力は初回の施術後よりやや低下している。
- 脚のしびれはまだあるが、軽くなっている。
- 腰痛も楽になっている。
4回目
- 自律神経のバランスが少し乱れている。
- 骨盤・股関節・背骨・足首に少しゆがみがある。
- 膝は正常。
- お尻の筋肉は少し硬さがある。
- 太もも・ふくらはぎの筋肉は柔らかさを保っている。
- 左脚は十分に力が入るようになっている。
- 脚のしびれはさらに軽くなっている。
- 腰痛もさらに楽になっている。
8回目
- 自律神経のバランスが少し乱れている。
- 骨盤・股関節に少しゆがみがある。
- 背骨・膝・足首は正常。
- お尻の筋肉は少し硬さがある。
- 太もも・ふくらはぎの筋肉は柔らかさを保っている。
- 左脚は十分に力が入る。
- 脚のしびれはほとんどないが、重だるい感覚がある。
- 腰も痛みはないが、だるさを感じる。
12回目
- 自律神経のバランスは正常。
- 骨盤に少しゆがみがある。
- 背骨・股関節・膝・足首は正常。
- お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉は柔らかさを保っている。
- 左足は十分に力が入る。
- 脚のしびれはない。
- ときどき違和感を感じる程度。
- 腰痛も感じない。
- 疲れたときにだるさを感じる程度。
メンテナンスフェーズへの移行
- 状態が安定してきたので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
- 自律神経のバランスと左脚の筋力低下に気をつけながら様子をみていく。
- しびれのあった左脚は、骨盤からの神経の伝達が悪くなると力が入りにくくなる。こうなると、知らないうちに筋力低下が進んでしまうので、この点に留意し2～3週に1回の通院で経過を観察していく。
まとめ
坐骨神経痛は、単に腰からの神経のせいだけではなく、背骨や骨盤の状態、膝や足首のゆがみなども影響します。
さらに筋肉の状態も深く関係します。
そのため、腰やしびれの出ている脚の部分だけでなく、体全体を適切に整えていくことが必要です。
また、しびれが出たときには、すでに体全体の状態がかなり悪くなってしまっている傾向があります。
根本的改善には、適切なケアを根気良く続けることが大切です。
1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。
どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。
なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。
一緒に根本改善を目指していきましょう！