当院では症状だけにこだわらず、どうしたらその人が良くなっていくかを考えます。
体全体をみて、根本的に改善するための道筋を一緒に見つけていきます。
実際に来院された方の例を紹介していきます。
※このレポートは個人の体験であり、すべての人に同様の効果が出るわけではありません。
クライアント情報
- 30代 女性
- 事務職 パソコン作業が多い
症状
- 慢性的なひどい肩こり
- 首から肩にかけていつも重だるい
経緯
- 10年ほど前に仕事を始めてから常に肩がこるようになった。
- 一年中こっている。
- ときどきマッサージに行くが、そのときだけしか楽にならない。
- 最近ヨガを始めて少しは楽になったが、もっと改善したい。
- 当院で肩がこらなくなったという友人の紹介で来院。
検査・施術
肩こりは自律神経の影響が大きい症状の一つです。
単なる筋肉疲労であればマッサージやストレッチも効果的です。
しかし慢性的になってしまったものは自律神経へのアプローチが必要です。
僧帽筋という首から肩、背中にかけての筋肉があります。肩が凝っているときはこの筋肉に問題が出ています。
ここは特に自律神経の不調があらわれやすい筋肉なんです。
お体をみせていただくと、この僧帽筋上部が腫れぼったいような感じになっています。特に右側が盛り上がったようになっています。
筋肉を軽くつまんだだけでもかなり痛い様子です。
その他に首と背中の左側、右腕の筋肉に硬さがありました。
自律神経を調整し、筋肉をゆるめる施術をします。
施術後、確認してみると僧帽筋、首、背中、腕、すべての筋肉が柔らかくなってました。
最初のように肩の筋肉をつまんでみても全く痛みはありません。
「えー!?なんでですか?不思議!全然痛くないです!」とお喜びいただけました。
さらに
「肩がポカポカしてあったかいです!」と言っていただけました。
経過報告
2回目
- 自律神経のバランスがやや乱れている。
- 僧帽筋・首・背中の筋肉に少し硬さが戻っている。
- 腕の筋肉は柔らかい状態を保てている。
- 首・骨盤のゆがみがややある。
- 肩こりの症状はまだあるが、ずいぶん楽になった感じがする。
4回目
- 自律神経のバランスがやや乱れている。
- 僧帽筋・背中の筋肉に硬さが出ている。
- 首・腕の筋肉は柔らかい状態を保っている。
- 首・骨盤のゆがみがややある。
- 肩こりは感じなくなったが、肩甲骨の間のコリを感じる。
8回目
- 自律神経のバランスは正常。
- 僧帽筋・首・背中・腕の筋肉は柔らかい状態を保っている。
- 首のゆがみはない。
- 骨盤のゆがみはややある。
- 肩こり・肩甲骨の間のコリを感じることはほとんどなくなった。
- 違和感程度は稀に感じる。
メンテナンスフェーズへの移行
- 状態が安定してきたので、これ以降、再発防止と良いコンディションを保つためのメンテナンス的な通院に移行する。
- かなり長期間にわたり症状が出ており、自律神経のバランスも不安定だったと推察される。
- 再発の可能性も考慮し、2~3週に1度の通院で経過観察していく。
まとめ
自律神経の働きで筋肉が緩み、血行も良くなるので温かく感じると思います。
今までがかなり血行の悪い状態だったのでなおさらですね。
1回だけで根本改善とはいきません。整ったお身体の状態をキープしていただくことが必要です。
どうしたらいいコンディションを保つことができるのかを一緒に考えて、実践していきます。
なかなかスッキリしない痛み・コリ・しびれでお悩みの方はぜひ当院にいらしてみてください。
一緒に根本改善を目指していきましょう!